「本来果たすべき役割」とか「本来持ち合わせている特質」というのが「本分」の意味なのですが、
これを守りきるのは、今の世の中結構大変な気がします。
例えば
歴史資産や自然環境を守るためには
法的保護や財政支援が欠かせない。そうすると
行政或いは多くの人々の理解と支援が必要となる。そのために
PR活動をする必要が出てくる。ここでいくつか問題が出てくる心配があります。
①知らされた多くの人の中には本来持つ価値を損なう可能性を持つ人が一定の割合で出てくる。
(例えば、ゴミを撒き散らす、自然や設備を破損するなど)
②保護活動をやる人の側にもPRに力が入りすぎて、本来の活動をおろそかになる。
(必要以上の派手なパフォーマンスに陥り、本来の良さを見失う)
しかし、これらの心配があるからといってこうした保護活動を止めざるを得ないとは決して思いません。
やはり自ら「素晴らしいもの」「後世に伝えたいもの」と思ったならば、その価値を多くの人に知らしめねばならないと思います。
こうした不安要素があることは踏まえた上で、克服すべきものであるように思います。
一部好事家に見守られながら、人知れず消えてゆく万人の共有財産になるべき日本の自然や文化遺産は数多くあるように思います。

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