2010年6月6日日曜日

小沢氏の何が悪い

管総理が誕生して「小沢離れ」がどれだけ実現できるかが注目されているようです。
では小沢氏の何が悪いのか?
民主党員であっても自分に合わない人は追い落とす強引な政治手法
不透明な金の流れ
自分は表に出ずに陰から操る
こんなイメージでしょうか?
しかしこれらはあくまで手法の問題であり、政治家である以上むしろ必要悪として認めざるを得ない面もあると思います。

問題はこれらの手法を通じてやろうとしている政策の中身です。
政権をとってからその中身が最も鮮明になったのは
外国人参政権の付与に見られるような、対中・韓に対する融和政策です。
融和と言えば聞こえはいいですが、実質的には日本の主権はどこに行ってしまうのか
と思えるような相手の言いなり外交に思えます。

中国・韓国と仲良くするのは別に悪くはありませんが、
双方の主張を明確にして上での交渉・付き合いで無くてはなりません。
尖閣や竹島などに関し、相手国は常に明確にその領有権を主張していますが、
日本のトップは公の席では殆ど主張をしていません。

お役人天国による行政の無駄遣いを旗印に選挙に勝った民主党ですが、
実質的には小沢氏が殆どその動きを潰しているようです。

日本の主張を明確に発信したうえでの自主外交
見かけだけではない徹底したお役人天国の根絶

これが本当の意味の「小沢離れ」でしょう。
管総理、できますか?