【夜明け前拾い読み-1】
まだまだ序盤ですがボチボチ感想を含めて私なりのポイントをご紹介したい。この大作の薄っすらとした影なりとも感じていただければありがたい
主人公青山半蔵は賀茂真淵→本居宣長→平田篤胤の流れを汲む国学(彼の呼び方では古学)を学んでいる思想家ではあるが、現実には信州馬籠宿で本陣・庄屋役なので日々忙しく働く地元名士の民間人です。
時代はペリー黒船来航より西南の役までらしい。
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「君 に よろこん で もらい たい こと が ある。 自分 は この 旅 (信州ー江戸ー相州三浦)で、 かねて の 平田 入門 の 志 を 果たそ う と し て いる。 (途中省略) 本居、 平田 諸 大人 の 国学 ほど 世 に 誤解 さ れ て いる もの は ない。 古代 の 人 に 見る よう な あの 直ぐな心 は、 もう一度 この世 に 求め られ ない ものか。 どうか し て 自分 ら は あの 出発点 に 帰り たい。 そこ から もう一度 この世 を 見直し たい。」
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黒船来航からの混乱を国学の視点から見直そうとしているらしい
これは島崎藤村の考えでもあるように感じました。

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